国際物流の多元化実証輸送12ルート選定、国交省

行政・団体国土交通省は10日、2022年度補正予算「国際物流の多元化・強靭化に向けた実証輸送」の対象とする輸送手段・ルート、参加事業者について12件を選定したと発表した。

選ばれた12件のうち欧州方面は4件で、内訳はSea&Rail型が2件、海上シフト型が1件、東南アジア中継型が1件。北米方面は8件で、北米東岸ルート1件、メキシコ西岸ルート2件、メキシコ湾岸ルート1件、Sea&Air型2件、日本中継型2件。今後、3〜7月に実証輸送を行い、コストやリードタイム、輸送の品質などを検証する。結果は報告会や報告書の形で公表する予定。

同省は22年12月からことし2月にかけて、実証輸送の対象とする輸送手段・ルート、参加事業者を公募。33件の中から山九、三菱倉庫、郵船ロジスティクス、JPトールロジスティクス、日本通運、セイノーロジックスなどが参加する12の事業を選んだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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