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国交省、国際物流実証調査の参加事業者4件を選定

2025年1月17日 (金)

国際国土交通省は17日、「令和6年度国際物流の多元化・強靱化に向けた実証調査」の実証輸送への参加事業者について4件を選定したと発表した。

選定された事業者は、物流事業者として東洋トランス(東京都中央区)、ジャパントラスト(名古屋市中区)。荷主企業として豊田通商(名古屋市中村区)、本田技研工業(東京都港区)。

同実証輸送では安定的なグローバルサプライチェーン確保に向けて国際物流の多元化・強靱化を図る観点から、従来の輸送手段・ルートを代替又は補完する輸送手段・ルートについて、その有効性を検証。日本を発地又は着地とし、指定ルートのいずれかにて輸送するもの。

指定ルートはパキスタンのカラチ港からアフガニスタンを経由し中央アジアと日本を繋ぐルート、北米ミニランドブリッジを利用し、日本と欧州を繋ぐルート、南シナ海を迂回し、日本とASEAN諸国を繋ぐルート、その他、中央回廊カスピ海ルートを利用した特別な輸送提案など、事業者側からの提案に依るルートで新規性が認められるもの。

23年11月末から24年3月にかけて実証輸送を行い、輸送コスト、リードタイム、輸送品質、輸送の際の手続き、トレーサビリティ、BCPルートとしてのリスク評価などを検証。その後、検証結果をとりまとめ、報告会、報告書などの形で公表する予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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