ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

越境ECの人気商品はフィギア、ZenGroupまとめ

2024年11月7日 (木)

調査・データ海外向け電子商取引(越境EC)のサポート事業などを手掛けるZenGroup(大阪市中央区)は7日、同社が持つ海外の消費者の購入データに基づく消費動向を公表した。過去1年間で最も売れたのはプラスチックフィギュアで、日本のアニメや漫画への根強い人気を反映した結果となった。

同社は昨年10月から今年9月末までの1年間で、ZenGroupを通じて購入された商品データをもとに、全体の傾向などをまとめた。

まとめによると、この1年間の平均購入単価は7560円で、前年1年間の7053円から7.6%上昇した。

最も売れたのはプラスチックフィギュアで、2位がトレーディングカード、3位がぬいぐるみだった。コミック・漫画やゲームソフトなども10位以内に入り、日本のアニメや漫画、ゲームの世界中での人気の高さを反映し、コレクターやファンの間で高い需要があることがわかる。

また、中古品の出荷割合が増えているのも特徴で、中古品の割合は全体の74.6%を占めた。2年前に比べて10ポイント伸びている。海外では「日本人は持ち物を大切に扱う文化がある」として、日本の中古品への評価は非情に高い。「ユーズドインジャパン」と呼ばれ、日本製の商品ではなくても、日本人が使ったものは品質がよく、安心感があると言われているという。

国別に出荷量を見ると、最も多かったのはアメリカで18.2%を占めた。第2位はメキシコの9.8%、3位はウクライナの6.7%だった。出荷国は全部で175の国と地域にのぼった。

フィギアのキャラクターで最も人気が高いのは、アメリカではポケモンで、フランスとメキシコはドラゴンボールだった。ワンピースも人気が高い。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com