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エアロネクスト、モンゴル科技大とドローン研究

2024年11月7日 (木)

▲MOU締結式(出所:エアロネクスト)

サービス・商品エアロネクスト(東京都渋谷区)は7日、モンゴル科学技術大学(モンゴル・ウランバートル、モンゴル科技大)と「M-JEED: Higher Engineering Education Development Project(M-JEED)」に基づく新型ドローン機体の空力(空気力学)の解析・評価についての共同研究に関するMOU(M&Aの基本合意書)を締結したことを発表した。今後、1年間に渡り共同で、エアロネクストの新型ドローン機体の揚力の最適化、抗力の低減、全体的な空力効率の確保などを焦点に詳細な空力学的な解析、研究活動を行い、持続可能な社会の更なる実現に向けた工学人材育成のための効果的なパートナーシップを構築する。

モンゴルにおいて同社は、JICA「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に22年度、23年度連続で採択され、「モンゴル国ドローン活用による医療品の配送網構築のためのビジネス化実証事業」に取り組んでいる。昨年11月には同社の技術「4D GRAVITY」搭載の物流専用ドローンAirTruck(エアトラック)を使用して、国立輸血センター、モンゴル国立医科大学付属モンゴル日本病院間で自動航行による飛行を実施し、成功させた。ウランバートル市は標高1300メートルという位置にあり、また当日は極寒の外気温マイナス5度という過酷な環境。今後の継続的な事業推進のためにも、モンゴルの気候・気象条件(寒冷気温、標高、風等)で安全に運用できる機体開発は不可欠で、今回の共同開発に至った。

今後、2者は協力して、機体構造設計技術4D GRAVITY技術に基づく新型ドローン機体についての空力現象の解析・評価を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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