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日本郵船、豪州沖で漂流の5人を救助

2013年6月3日 (月)
引上げを待つ遭難者

引上げを待つ遭難者(日本郵船提供)

話題日本郵船は3日、同社が運航する自動車専用船「ゼウス・リーダー」が5月25日にオーストラリア沖を航行中、5人の遭難者を救助したと発表した。

同船は5月20日に横浜港からオーストラリア・タウンズビルに向けて出航したが、25日にグアムの米国沿岸警備隊から「ミクロネシアの5人が乗った6メートルのロングボートが5日前から行方不明になっている」との救助要請を受け、直ちに捜索を行い、5人の遭難者を救助したもの。救助後、遭難者の健康状態をチェックし、衣類や食事を提供した。

5人はミクロネシアのホールズ島からトラック諸島へ販売する魚を運んでいたが、ボートのエンジンが故障して漂流。激しいスコールと強い西向きの風のため5日間で260キロも流されていた。同船は26日に遭難者全員をミクロネシアのパトロールボートに引き渡し、その後タウンズビルへ向かった。