商船三井、ばら積み船がミクロネシアで遭難者6人救助

ロジスティクス商船三井は13日、同社が運航するばら積み船「エナジーグローリー」が5日に、チューク諸島（ミクロネシア）沖100キロの海上で、遭難したボートの乗組員3人を救助したと発表した。

同船は、現地時間4日午後、グラッドストン港（オーストラリア）から千葉港へ向け航行していたが、米国沿岸警備隊から救助要請を受け、現場へ急行した。5日未明、遭難者3人を救助し、チューク諸島沖33キロの海上で、現地当局が手配した救助ボートへ引き渡した。

また、3月30日にも同社のばら積み船「ショウリュウ」が、プルワット環礁（ミクロネシア）沖50キロの海上で遭難者3人の救助を行った。

ショウリュウは現地時間30日午後、千葉港からニューキャッスル港（オーストラリア）へ向け航行中に米国警備隊から救助要請を受け、遭難者3人を救助した。

31日未明にプルワット環礁沖11キロの海域で救助した3人を遭難したボートの僚船へ引き渡した。

■エナジーグローリーの概要
全長：228.99メートル
総トン数：4万3013トン
乗組員：22人（フィリピン人）
船籍：パナマ

■ショウリュウの概要
全長：235メートル
総トン数：5万888トン
乗組員：21人（フィリピン人）
船籍：パナマ