財務・人事鴻池運輸は11日、2025年3月期通期業績予想を上方修正した。売上高を前回予想から70億円増の3470億円に、経常利益を35億円増の215億円に、最終利益を45億円増の165億円にそれぞれ引き上げる。
売上高は、国際関連における航空貨物市場の回復やインドにおける鉄道貨車輸送量の増加、カナダ・メキシコでの合弁会社設立による増収に加え、空港関連では、国際旅客便復便率は期初想定を下回るものの、単価改定および新規受注などによる増収が見込まれ、前回発表予想を上回る見通しとした。
利益についても、空港関連を中心とした各分野での単価改定獲得による増収要因や、海外現地での輸送および倉庫取扱量が好調に推移し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回発表予想を上回ることが見込まれるため、業績予想数値を修正した。
同日発表した25年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比9.1%増の1696億8900万円、経常利益が39.1%増の121億1600万円、最終利益が75.7%増の97億2200万円と増収増益となった。
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