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シュナイダー、VR訓練でバルク輸送の安全強化

2026年6月10日 (水)

認証・表彰米物流大手シュナイダー・ナショナルは9日、バルク輸送と長距離トラックのドライバー訓練に、高度な運転シミュレーターとVR(仮想現実)を導入し、安全対応力を高めていると発表した。事故防止、漏えい抑制、新人ドライバーの即応力向上を狙う取り組みで、米国化学協議会(ACC)の2026年「Responsible Care and Sustainability Leadership Awards」を受賞した。

同社の訓練プログラムは、実際の道路上では安全に再現しにくい場面を仮想環境で体験させるもの。VRヘッドセットを使い、シュナイダーの実機や業務手順を基にした環境で、ホース接続、トレーラー点検、危険箇所の確認、個人防護具の準備、荷降ろし手順などを訓練する。バルク輸送では液体・化学品などを扱うケースも多く、作業手順の精度や危険認識が事故防止に直結する。

運転シミュレーターでは、山岳路でのブレーキ操作や前輪タイヤのバーストといった特殊な走行状況も再現。あわせて、漏えい防止技術やトレーラー取り扱いの実務も訓練に組み込む。現実に近い状況を制御された環境で繰り返し経験させることで、ドライバーの判断力や手順の定着を図る。

同社によると、受講者や指導員からは、理解度、危険認識、作業手順の正確性の改善が確認された。高度な訓練技術を活用することで、拠点間で教育内容を標準化し、ネットワーク全体で一貫した訓練を行いやすくなる利点もある。シュナイダーは今後、訓練ネットワーク内でシミュレーションやVRの活用範囲を広げ、新たなシナリオの追加も検討する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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