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王子製紙、印刷・情報用紙を15%以上値上げ

2026年6月9日 (火)

荷主王子製紙は8日、印刷用紙と情報用紙を中心とする製品全般の価格を改定すると発表した。2026年8月1日出荷分から現行価格に対し15%以上引き上げる。

同社によると、原燃料価格の高止まりに加え、人件費や物流費の上昇が続いている。主原料である木材チップは、中国製紙メーカーによる需要拡大や、アジア地域で発生した豪雨・洪水の影響などを背景に価格上昇が進んでいる。

さらに中東情勢の不安定化に伴い、燃料などのエネルギーコストだけでなく、製紙工程で使用する薬品や抄紙用具、包装資材、設備保全に関わる工事費や建築資材、製品輸送費まで幅広いコストが上昇していると説明した。

世界的にグラフィック用紙需要が減少するなか、同社は需要構造の変化に対応した生産体制の再構築や製品ラインアップの見直しなどのコスト削減策を進めてきた。しかし、外部環境の変化によるコスト増を自助努力だけで吸収することは難しいとして、価格改定に踏み切る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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