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東部NW、新規投資やのれん減損計上で通期下方修正

2024年11月13日 (水)

財務・人事東部ネットワーク(横浜市神奈川区)は12日発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算で、通期業績予想について売上高を前回予想比5億5100万円減の104億5200万円に、営業利益を同2億2100万円減の1億7600万円に、純利益を2億800万円減の8700万円に下方修正した。

物流業における2024年問題を背景に、想定以上に飲料並びに一般貨物の輸送量が落ち込んだことや、新たに参入した産業用ガス輸送拡大に向けた乗務員のスキルアップに積極的に投資をした結果、収益に大きく影響を及ぼした。また、第1四半期でのれんの減損損失の計上もあり予想と実績値に差異が生じた。

今期は営業収益が前回予想比2%増の54億5800万円、営業利益が同45.1%減の14億4000万円、純利益が4600万円の赤字だった。

貨物自動車運送事業は、飲料輸送およびその他の一般貨物輸送について、各荷主による物流合理化対策が加速したほか、従来の輸送協力会社の継続的な確保に苦戦し、繁忙期にはオーダーの一部を取り込めなかったことなどにより減収となったほか、収益確保にも影響した。特殊貨物輸送については、セメント輸送で大型の公共工事が終了したことで大幅な減収となり収益確保にも影響。また、産業用ガス輸送ではテーエス運輸の売り上げが加わり大幅な増収。3PLにつきましては、安定稼働した。トランスポートサービス(配車サービス)は、北陸での業務拡大が寄与し増収となったが、従来の荷主のオーダーは減少し、収益に影響をおよぼした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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