財務・人事ビーイングホールディングス(東京都千代田区)が13日に発表した2024年12月期 第3四半期決算は累計で、営業収益が前年同期比で16.2%増の221億7800万円、営業利益が同19.7%増の14億8800万円、純利益が24.2%増の9億1000万円だった。
生活物資の消費が堅調に推移し、 取扱量の増加および商品単価の上昇が増収に寄与。前年稼働させた4拠点が安定稼働し、既存拠点の新規業務も併せて堅調に事業を拡大し、増収となった。利益については2024年問題への対応に向けた原価増加、賃上げの実施、協力会社の料金見直し、新規物流業務の立上げおよび自社センター増築による初期コストの増加などがあったものの、暑い日が続いた今年の夏の影響を考え、原価コントロールを計画的に行い増益となった。
そのほか、1月には北関東SCMセンターの増改築工事を竣工し、冷蔵食品の取り扱いを新たに開始した。業務拡大に伴い、7月に「白山南センター」を移転。9月に富山SCMセンター(仮称)着工。25年4月に稼働予定となっており、北陸エリアの常温・冷蔵食品の物流業務を合理化を図る。また、11月4日 石川県に新センター「白山水島センター」を開設。業務効率化のため、白山第3センターより業務の一部を移管した。
通期業績予想は直近と変わらず、営業収益が前期比13.2%増の298億円、営業利益が同15.2%増の20億7000万円、純利益を16.6%増の13億1000万円と据え置いた。
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