財務・人事大和ハウス工業(大阪市北区)が12日に発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前年同期比4.2%増の2兆6526億2300万円、営業利益が同22.8%増の2346億5500万円、純利益が1.2%増の1563億4200万円の増収増益だった。
事業施設事業セグメントの物流施設関連では、7月からの3か月間において大型冷凍冷蔵ハイブリッド倉庫である「DPL大阪舞洲」および「DPL高崎」(群馬県)の2件が完成。リーシングも堅調に進んでおり、「DPL札幌レールゲート」、「DPL平塚」(神奈川県)、「DPL大阪舞洲」などで賃貸借契約を締結した。
また、同期間において大型冷凍冷蔵対応施設である「DPL大阪南港Ⅰ」および一棟貸しの大型冷凍冷蔵施設である「DPL久喜宮代Ⅱ」(埼玉県)の2棟を着工した。主に同社が開発した物流施設を管理・運営する大和ハウスプロパティマネジメントでは、「DPL大阪舞洲」をはじめとする物流施設など4棟について新規プロパティマネジメント(PM)契約を締結し、累計管理棟数は251棟、管理面積は1041万平方メートルとなった。
海外事業では、8月に米国大手不動産デベロッパーのトラメルクローカンパニーと、米国テキサス州ヒューストン南西部において、同社米国初となる物流施設開発プロジェクト「ブルーリッジコマースセンター」を着工した。結果、セグメントの売上高は7177億6700万円(前年同期比11.6%増)となり、営業利益は836億9000万円(同46.1%増)だった。
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