三菱造船、トヨフジ海運向けRORO船を命名・進水

▲TRANS HARMONY EMERALD（出所：三菱重工）

荷主三菱重工業は15日、同社グループの三菱造船が同日、トヨフジ海運（愛知県東海市）向けLNG（液化天然ガス）燃料RORO船の2番船「TRANS HARMONY EMERALD」の命名・進水式を、山口県下関市の三菱重工業下関造船所江浦工場で行ったと発表した。同船は2025年6月に引き渡され、アジア航路で就航予定。

同船は、全長195メートル、全幅30.6メートル、総トン数4万9500トンで、乗用車3000台を搭載可能。LNGと軽油の双方を使用できる高性能デュアルフューエルエンジンを搭載し、同型の重油燃料船と比較してCO2排出量を25％削減、硫黄酸化物（SOx）排出量をほぼゼロに抑える環境性能を備えている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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