荷主三菱重工業は7日、グループ会社の三菱造船(横浜市西区)が、トヨフジ海運(愛知県東海市)向けLNG(液化天然ガス)燃料RORO船「TRANS HARMONY GREEN(トランス・ハーモニー・グリーン)」の命名・進水式を下関造船所江浦工場(山口県下関市)で行ったと発表した。船舶は2025年1月末に引き渡され、アジア航路に就航予定。

▲「TRANS HARMONY GREEN」(出所:三菱重工業)
この船は長さ195メートル、幅30.6メートル、総トン数4万9500トンで、乗用車3000台を積載可能。主機関と主発電機関にはLNGと軽油のデュアルフューエルエンジンが搭載されており、従来の重油を使用した船と比較してCO2排出量を25%削減、SOx(硫黄酸化物)排出量はほぼゼロに抑えられる。これにより環境負荷の低減に寄与する。
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