サービス・商品日本規格協会(東京都港区)は15日、10月21日に包装-温度制御が必要な小包の輸送に用いる包装容器の保冷性能試験方法に関する「JIS Z 0241:2024」を発行したと発表した。
同規格では、日本国内で広く普及しているクール便の小包輸送に使用される、断熱材料などによって温度制御することを意図した「包装容器」の保冷性能を試験する方法について規定する。規格を規定した「包装-温度制御が必要な小包の輸送に用いる包装容器の保冷性能試験方法」は税込価格4620円、A4判18頁。
昨今の韓国と中国ではコールドチェーンサービスが流通事業の戦略的テーマに位置付けられ、日中韓3か国による北東アジア標準協力フォーラム(NEASF)では、コールドチェーンサービスに用いられる保冷容器に関して、日本と韓国がISO(国際標準化機構)/TC 122(包装)に共同提案。日本では、2021年に「ISO 22982-2」(小包輸送用の温度制御された輸送包装-試験の一般仕様)として国際規格が発行され、同国際規格の発行を受けて、国際規格との整合化の観点から、ISO 22982-2をもとにJIS Z0241を制定した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com