M&Acotta(大分県津久見市)は14日、ワークス・グループ(東京都千代田区)の持株会社であるGCJG30の発行済全株式を取得し、ワークス・グループを子会社化することを発表した。
cottaは製菓製パン業界で業界初の通信販売卸業者として創業し、一般的な卸問屋が提供するよりも小さい単位での販売を実現。2007年以降はEC(電子商取引)チャネルの強化にも取り組んできた。これまでに培ってきた経営ノウハウを活かし、新たな業界への事業展開を模索しており、その一環として理美容業界に特化したBtoB通販事業を展開するワークス・グループの株式を取得することを決定した。
理美容業界を選んだ理由として、概ね2兆円の規模で安定して推移していること、EC化率が低いことに加え、製菓業界と同一の課題(1ロットが大きすぎる、欲しいタイミングで手に入れられない、多くの問屋からバラバラに仕入れなければいけない、情報が人に依存しており欲しい商品が見つからないなど)があり、実現可能性が高いことを挙げた。
今後は、業務改善により物流コスト比率12%から8%にした手法などを適用し、ワークス・グループの成長を後押しする。また、同じ課題を抱える他業界においても物販の分野で横展開を目指す。
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