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日本郵船、海洋観測装置の設置に協力

2010年11月21日 (日)

話題海洋研究開発機構と日本郵船は、国際科学プロジェクト「アルゴ計画」を支える海洋観測装置(アルゴフロート)の観測網強化を図るため、アルゴフロートの設置協力に関する覚書を19日に締結した。民間からの投入協力は初めて。

 

アルゴフロートは、気候変動や地球温暖化の研究、漁業・海運に重要な海流予測などに不可欠な装置で、アルゴ計画で日本が実施する投入作業は、国内の大学や水産大学校・水産高校、水産庁、気象庁、海上保安庁など公的機関の所有船舶が協力して行ってきた。

 

日本郵船では、所有船舶と航路を活用したアルゴフロートの展開を主に太平洋地域で行う。同社が協力することで、これまで関係機関が所有する船舶ではアクセスが難しかった遠洋への定常的な投入が可能となる。