国内産地直送の東南アジアの生鮮食品を電子商取引(EC)で扱うSECAI MARCHE(東京都江東区)は19日、第三者割当増資や金融機関からの借り入れで2億5000万円の資金調達を行ったと発表した。これで、シリーズAの資金調達総額は5億6000万円となった。
同社によると、三井住友海上キャピタルから第三者割当増資によって5000万円の出資を受けたほか、静岡銀行と北國銀行から総額2億円を借り入れた。
同社は2019年、生産者と消費者をダイレクトにつなぐ東南アジアBtoB産直ECをリリース。日本やマレーシアなど、世界中の生産者がこだわって生産した食材を4000点以上掲載し、野菜、果物、水産物など生鮮食品を中心にしたフルフィルメントサービスを展開している。
調達した資金は、最近の東南アジアでの外食産業の急速な成長や、マレーシア、シンガポールでの急速な顧客ニーズ拡大に対応するため、フルフィルメントセンターの拡充や、AIを活用した需要予測のさらなる精度向上、ラストワンマイルの自動化・最適化に投入する。また、社内体制の構築費やマーケティング活動にも活用する。
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