サービス・商品Resilire(東京都品川区、レジリア)は19日、イーグル工業(東京都港区)が、同社が開発・提供するサプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire(レジリア)」を導入したことを発表した。
イーグル工業は、自動車・建設機械業界向けを中心に一般産業機械、半導体、舶用、航空宇宙業界向けなど、幅広い分野で高品質なシール製品や精密部品を提供するグローバル企業。サプライチェーンのリスクマネジメントに別システムを利用していたが、Resilireの導入に際し、有事発生時のサプライヤーへのアンケート負荷軽減、災害検知の種類と範囲の拡大が期待されるという。
サプライヤーへのアンケートについては、従来のシステムでは、取引先であるサプライヤーが有事の際にアンケート回答をするには、事前にイーグル工業からサプライヤーごとにIDを付与し、回答のたびにログインが必要だった。結果として、回答に時間がかかるなど運用面の課題があった。サプライヤーはシステムにログインすることなく、PC・スマートフォンなどからメールを開いてアンケートに回答できるため、回答までの時間が大幅に短縮され、回答率の向上が期待される。
災害検知については、従来のシステムでは、国内における地震、大雨、台風といった自然災害に限定され、その他の災害リスクや海外でのリスクに対応することができなかった。同システム導入後は、これらの従来のリスクに加え、国内における洪水や停電といった災害およびWebを情報源としたリスク情報を検知できるようになり、国内外問わず幅広いリスクに対応することが可能となったという。
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