サービス・商品防災・危機管理テックスタートアップのSpectee(スペクティ、東京都千代田区)は9日、製造業のサプライチェーン・リスク管理を統合的に行えるクラウド型SaaS「Spectee SCR」(スぺクティSCR)の機能を大幅に拡張したと発表した。
Spectee SCRは、有事の際の「迅速なリスク情報の収集」、「サプライヤーの被災状況の可視化」、「生産への影響の把握」、また、平時には「サプライヤーの脆弱性のスコアリング」や「サプライヤーとのリレーションの構築」などのサプライチェーン・リスクマネジメントで必要な機能を網羅するソリューション。
今回の拡張の内容として、トップ画面UIを大幅に刷新した。グラフや数値などで、リスク発生時のサプライヤーの被害状況や、生産への影響などをわかりやすく表示。SNS情報、ニュース、地図、サプライヤーへの影響など、必要な情報をトップ画面で一元的に集約した。
また登録されたサプライヤーの潜在的なリスクを国際的な評価基準で評価、また各種ハザードマップや過去の災害情報などから災害時の危険性などもスコア表示する。さらに全世界のニュース情報からSNSでは取得困難な情報や各国の政策・制度改正などの情報、地政学的リスクに関する情報などを大幅に強化。気象警報やハザードマップ
などを1つの地図に重畳表示する機能を強化し、サプライヤー周辺のリスクや緊急時の影響がよりわかりやすくなった。
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