ロジスティクスヤマト運輸は18日、北中米・南米向けの「国際宅急便」および「UPSワールドワイド・エクスプレス・セイバー(WWX)」の送り状、インボイスの品名記載について、正確な記載することを呼び掛けた。米国税関・国境警備局(CBP)が航空輸入貨物の取り締まりを強化したことを受けたもので、記載不備がある場合、高額な罰金が課される可能性があるという。
12日以降、米国を経由する北中米・南米向けの貨物については、米国向けと同様に正確な品名記載が求められている。対象地域は、アメリカ合衆国やカナダを含む北中米各国、アルゼンチン、ブラジル、ペルーなどの南米各国で、計数十か国に及ぶ。
送り状(AWB)の「Discription of Goods(品名)」欄には、主な品目を1つ記載し、複数品目がある場合は詳細をインボイスに記載する。例えば、「T-Shirts」などの簡易表記ではなく、「Girl’s Cotton T-shirts」といった具体的な表記が必要である。また、「etc.(など)」といった表記は認められない。
さらに、インボイスの「Item Name(品名)」欄には、品名だけでなく素材、用途、性別などの情報も記載しなければならない。該当する場合には商品のシリアル番号や部品番号の記載も求められる。
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