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旭化成子会社、加LIBセパレーター工場の起工式

2024年11月20日 (水)

▲起工式の様子(出所:旭化成)

M&A旭化成(東京都千代田区)は18日、子会社の旭化成バッテリーセパレータがカナダ・オンタリオ州に建設するリチウムイオン電池(LIB)用湿式セパレーター工場の起工式を14日に行ったと発表した。工場の運営については、本田技研工業(東京都港区)との間で合弁会社を設立することで合意している。

LIBセパレーターは、LIBの正極と負極の間のバリアの役割をし、短絡を防ぎながらリチウムイオンを通過させる微多孔膜。旭化成は「ハイポア」の商品名で40年以上の実績があるが、さらなる事業拡大をめざして10月に完全子会社のバッテリーセパレータ社を設立、事業を承継した。

新工場ではLIBセパレーターのベースフィルム製造からコーティングまで一貫して行い、年間7億平方メートルのコーティングフィルムを製造する。商業運転の開始は2027年を予定している。製品は主に北米市場向けに、ホンダ車などのEV用として出荷される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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