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JR貨物、5月の車扱貨物8.5%増加

2013年6月14日 (金)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)がこのほど発表した5月の輸送動向によると、荷動きは、海外景気の低迷を受け輸出を中心に生産の減少があったものの、一部顧客のモーダルシフトが進展したことにより、月全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は、自動車部品、家電・情報機器などが前年を下回ったが、積合せ貨物、紙・パルプ、エコ関連物資などが前年を上回り、全体では前年比1.6%増となった。

自動車部品、家電・情報機器は国内需要の減少により減送となった。一方、積合せ貨物は一部顧客の専用列車の運行開始などにより増送。また、紙・パルプは震災により被災した生産拠点の復旧、エコ関連物資は災害廃棄物の広域処理の進展によりそれぞれ増送となった。

車扱貨物は、上旬の気温低下により増送となった石油をはじめ、すべての品目で前年を上回り、全体では前年比8.5%増となった。