サービス・商品Hacobu(ハコブ、東京都千代田区)は20日、東ソー物流茨城営業所(茨城県土浦市)に、トラック予約受付システム「MOVO Berth」(ムーボ・バース)と配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」(ムーボ・ビスタ)を導入し、物流現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援した事例を発表した。
ハコブのソリューション導入前、同営業所では課題が山積。輸送依頼書は紙で印刷しファクスで送信するアナログな運用が続き、電話やファクスによるやり取りが頻発して業務が属人化していた。また、日常的に3-4時間の荷待ちが発生し、ドライバーが帰ってしまうケースもあった。また、車両の入場時間が予測できず、出荷準備が後手に回り、庫内作業員の残業が常態化していた。
ムーボ・バースとムーボ・ビスタの導入により、課題は徐々に解決。ファクス使用を廃止し、月400枚の紙を削減したほか、輸送手配業務がPC上で完結するようになり、業務の属人化が解消された。また、半数以上の車両で発生していた2時間以上の荷待ち時間がゼロとなり、月間で1250時間以上の待機時間を削減した。
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