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丸運、冷凍食品包装リサイクルの実証実験に参加

2024年11月27日 (水)

調査・データ丸運は27日、ニチレイフーズなどが10月から開始した冷凍食品包装(フィルム)の回収・リサイクルを行う実証実験に、収集・運搬を担当する運送会社として参加したと発表した。

実証実験はニチレイフーズのほか、イトーヨーカ堂(東京都品川区)やTOPPAN(東京都文京区)、企業や自治体のサステナビリティ推進をサポートしているアミタ(東京都千代田区)が、先月29日から東京都大田区のイトーヨーカドー大森店で実施している。

消費者が自分で洗って乾燥させた使用済みの冷凍食品用包装フィルムを、店頭に設置した回収ボックスに入れてもらい、工場に運んで再生樹脂化した後、製品に再加工する。再生樹脂を使った製品の開発はTOPPANが行い、将来的には食品用パッケージへの再製品化を目指す。

実証実験では、包装フィルムのリサイクルに必要な技術を検討するとともに、消費者との最適なコミュニケーション手法や効率的な回収スキームなどを検証する。

丸運は長期ビジョンの中で、「リサイクル物流事業」を次期成長分野として位置づけ、長期的な事業拡大を目指している。「実証実験に参画することでリサイクルの普及拡大に貢献し、長期ビジョンの達成と、環境負荷の低減につなげていきたい」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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