M&A伊藤忠商事(東京都港区)は27日、脱炭素に向け企業のSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)支援を手掛けるbooost technologies(東京都品川区)と資本・業務提携することで合意したと発表した。
Booostは、企業のCO2排出量や人的資本データ等の非財務情報データの収集・分析から開示レポート作成までを一貫して行うプラットフォーム「booost Sustainability Cloud」を運営し、各国の規制に合わせた非財務情報の開示、企業のSX支援などのコンサルティングも行っている。
同社システムは、世界80カ国、18万拠点に導入され、大手グローバル企業からも高い評価を受けている。伊藤忠商事も2023年から同システムを段階的に試験導入し、国内外600拠点から効率的にESGデータを収集する態勢の構築を進めている。
伊藤忠商事もグループ会社や連携企業と総合的なITサービスの導入・運用支援を行った実績があり、今回の提携によって両社の強みを生かし、非財務情報の開示支援やCO2排出量の可視化システム、削減コンサルティングなどを各企業に提供するほか、SX領域での新規事業創出を目指す。
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