
▲遠隔操作室(出所:スターキャット)
環境・CSR名古屋市を中心に通信事業を展開しているスターキャット(名古屋市中川区)は28日、早稲田大学大学院と、ローカル5Gを使って自動配送ロボットを走行させる実証実験を行うと発表した。自動配送ロボットの通信システムを4G回線からローカル5G回線に変更した場合、走行に最も影響を与える映像遅延時間が低減するかどうかを検証する。
自律走行や遠隔操作で商品などを配送する自動配送ロボットの走行試験が進められているが、これまでの研究では、通信の遅延により操作ミスが発生し、走行中に障害物に衝突するケースが見られた。このため、通信システムの回線を4Gからローカル5Gに変更することで、映像遅延時間が低減し、自動配送ロボットの操作性能が向上するのではないかと、共同研究を実施することになった。
実証実験では、スターキャットのローカル5G通信を使い、同大学小野田研究室が自動配送ロボットを走行させて、ロボットの操作性能などを検証する。
効果が確認できれば、自動配送ロボットの通信システムにローカル5Gを用いることで、運転性能が向上し、より安全な配送が可能になるとしている。
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