国内西日本高速道路(NEXCO西日本)は28日、中国自動車道・鹿野サービスエリア(SA、下り線)で実施中の「出発時間指定 大型車3列駐車マス」の試行運用期間を延長すると発表した。当初の終了は29日の予定だったが、2025年3月31日まで延長される。
この取り組みは、大型車用駐車マスの効率的な利用を図るために8月30日から実施されているもので、指定時間に基づき前方から順番に駐車・出発を行う仕組みとなっている。延長に伴い、駐車マスの増設とともに、出発時間指定が従来の3枠(5時、5時30分、6時)から5枠(3時30分、4時、4時30分、5時、5時30分)へと拡大された。
今後の展開として、同社は鹿野SAで得られた運用データを基に、山陽自動車道・佐波川SA下り線で計画中の「複数縦列式駐車場」の整備に役立てる考え。この方式は、ドイツのアウトバーンで導入されているシステムを参考にしており、出発時間ごとに縦列駐車を行うことでスペース効率を向上させる。
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