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通信型デジタル式業務・運行記録計推進協議会が発足

2024年12月2日 (月)

▲冒頭挨拶するTDBC代表理事の小島薫氏

ロジスティクスデジタルテクノロジーの利用で運輸業界の刷新を目指す運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)はこのたび、通信型デジタル式業務・運行記録計推進協議会を発足し、2日に設立会を開いた。協議会は荷待ち・荷役作業時間の管理と短縮、適正な運賃・料金収受に必要な運行・業務を記録する「通信型デジタル式業務・運行記録計」の普及と活用を目指す。

会の冒頭、TDBC代表理事の小島薫氏は「運送事業者は契約に基づいて、しっかり請求することが大事です。適正な運賃があって、初めて適正な賃金が生まれる。この両輪が噛み合わないと、物流業界は良くなりません。労働時間とお金がデジタルを経由して連携する仕組み作りが必要です」と語った。

続いて、同協議会代表理事の鈴木正秀氏が登壇。「当協議会は通信型デジタル業務の促進と、ドライバーの待ち時間の短縮と割り増し料金収受のための運行時間、拘束時間等をタイムリーで正確な把握と管理が必要と考えています。サプライチェーン全体の効率化と持続可能な物流を実現するため、物流のデジタル化を積極的に進めて行きます」と明言した。

このほか、同協議会理事の鈴木久夫氏が協力運送会社の車両動態が分かる物流DX「traevo」の活用法について、中小運輸事業者のデジタコ普及支援の現状と課題を同協議会理事の藤田祐介氏が語った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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