ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本とモンゴルの宇宙ベンチャーが連携で覚書締結

2024年12月4日 (水)

ロジスティクス月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業、ispace(東京都中央区、アイスペース)は4日、モンゴル国内初の宇宙ベンチャー企業、ONDO Spaceと、将来的な月面プログラム開発を目的とした戦略的協業を進めることで覚書を交わした。

11月28日にウランバートルで開催された「第11回日本・モンゴル官民合同協議会」の中で、両社それぞれの代表が覚書に署名した。ONDO Spaceには低軌道の超小型衛星の開発や地上局設置の実績があり、将来的な月周回軌道における運用の実証に向け、ispaceの超小型衛星を搭載し打ち上げるための検証などを共同で進める。

▲覚書締結式(出所:ispace)

ispaceは日本と米国、ルクセンブルグに拠点に置いて、地域の文化や多様性を活かしながら、1つの統合的なグローバル企業として宇宙開発を進めてきた。月への高頻度、低コストの輸送サービスを実現するため、小型のランダー(月着陸船)と月探査用のローバー(月面探査車)を開発し、来年1月には、日本法人の主導での月面探査を計画している。

2026年には米国法人の主導で、水資源探査を中心とした月の情報や地球と月を結ぶ輸送サービスを提供するプラットフォームを構築する予定となっている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com