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健康診断「所見あり」、運輸・交通従事者の6割超

2013年7月1日 (月)

話題厚生労働省がこのほどまとめた2012年の業務上疾病発生状況調査によると、運輸・交通業と貨物取扱業を合わせた疾病は、負傷に起因するものが853件ともっとも多く、全産業で発生した負傷疾病の15.7%を占めた。負傷疾病の大半は「腰痛」で、743件と負傷疾病の87.1%となった。

負傷に起因する疾病数は、運輸・交通業が768件、貨物取扱業が85件で、ともに負傷に次いで「異常温度」が多く、運輸・交通業で51件、貨物取扱業では8件だった。

定期健康診断を実施した結果、「所見あり」とされた比率は、運輸・交通業が60.4%、貨物取扱業が55%で、ともに全産業平均の52.7%を上回った。