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2014年の発生状況、厚労省調べ

運輸交通業の業務上疾病、腰痛によるものが7割超える

2015年7月7日 (火)

ロジスティクス厚生労働省が6日発表した2014年の業務上疾病発生状況によると、運輸交通業の業務上疾病発生件数は860件で、このうち13人が死亡した。業務上疾病発生件数のうち、負傷に起因するものが81.3%と8割を超え、全業種平均の73.4%を上回った。

さらに、災害性の腰痛を原因とする疾病が疾病発生件数の71.9%となっており、全業種平均の61.8%より10ポイントも高い数値を示した。

運輸交通業が他業種との比較で目立った疾病をみると「重激業務による運動器疾患と内臓脱」は全業種平均が1.67%となったのに対して2.91%と2倍近い比率となったほか、「過重な業務におる脳血管疾患・心臓疾患など」も全業種平均(1.01%)の2倍以上となる2.21%の発生状況となった。