行政・団体本田技研工業(東京都港区)は5日、ホンダ「ジャイロ キャノピーe:」「ジャイロ e:」計853台について、電動機用電源装置(高電圧バッテリケーブル)の不具合によりリコールを届け出た。対象は2021年3月25日から2024年8月28日に製造されたもの。
高電圧バッテリケーブルにおいて、当該ケーブルコネクタの端子表面処理およびコネクタの支持スプリング荷重が不適切なため、段差乗り越え時に車体下部が干渉した際、端子が摺動して摩耗することがある。そのため、そのまま使用を続けると、端子が酸化し、抵抗が増大して導通不良となり、システム警告灯が点灯して走行不能となるおそれがある。現在のところ不具合が30件報告されており、事故は報告されていない。
改善措置として、全車両、高電圧バッテリケーブルおよびコネクタ支持スプリングを対策品に交換する。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001846377.pdf
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