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いすず、中型トラック9万8000台をリコール

2015年5月22日 (金)

行政・団体いすゞ自動車は22日、同社の中型トラック「フォワード」でバッテリーケーブルの不具合が確認されたとしてリコールを開始した。2007年4月27日から14年12月22日までに製造した9万8377台が対象。

中型トラックのバッテリーケーブルで、中間分岐部の防水性が不足しているため、分岐部内部に水が浸入し、分岐部内部の端子が腐食することがあるため、そのまま使用を続けると腐食が進行し、最悪の場合、端子が折損してバッテリー電源が断たれ、走行中エンジンが停止し再始動できなくなるおそれがある。

これまでに事故は発生していないが、6件の不具合が確認されている。同社は対象の全車両でバッテリーケーブルの中間分岐を廃止し、車両電源ハーネスを追加する。部品の全数供給に時間がかかるため、当面の措置として、一部車型でバッテリーケーブル中間分岐部を点検し、樹脂ケースに亀裂が発生している場合は車両電源ハーネスを追加、問題のない場合、後日の対策とする。