電気装置不具合でも1051台リコール、三菱ふそう

行政・団体国土交通省は26日、三菱ふそうトラック・バスが、小型EV（電気自動車）トラック「ふそうeCANTER」の電気装置の不具合により、合計1051台のリコールを届け出た、と発表した。

不具合が見つかったのは、電気装置のVCU（Vehicle Control Unit：セントラルECU）。2023年3月〜24年3月に製作された5つの型式が対象になる。

VCUの制御プログラムが不適切なため、通信エラーが生じていると誤判定し、安全のために高電圧システムをシャットダウンすることがある。そのため、走行中に運転者が予期せぬタイミングで、メーター内に表示されている高電圧バッテリーの充電率が0％を示して走行を継続できなくなる。

改善措置として、全車両で、VCUの制御プログラムを対策品に書き換える必要がある。

■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001733317.pdf

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LOGISTICS TODAY編集部
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