調査・データ化学品物流のNRS(東京都千代田区)は、環境負荷を低減する取り組みをまとめた「サステナビリティレポート2024」を発表した。
同社は2046年までのカーボンニュートラル達成を目指しており、国内拠点で再生可能エネルギーの導入や太陽光発電設備の設置を進めている。24年度には、国内6拠点でのグリーン電力契約が完了。また、省エネルギー施策として照明のLED化を全倉庫で実施するなど、効率的なエネルギー利用を追求している。
さらに、トラック輸送から鉄道や船舶へのモーダルシフトを積極的に行うことで、CO2排出削減を推進。23年度の「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」(日本物流団体連合会主催)を受賞するなど、持続可能な物流への貢献が評価されている。
また、繰り返し利用可能なISOタンクコンテナやIBC容器を採用することで廃棄物削減を進めている。従来のドラム缶輸送と比較して、副資材の使用量も大幅に削減しており、東南アジア向けにはLNG輸送用コンテナを導入し、効率的なエネルギー輸送体制を構築している。
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