環境・CSRタイミー(東京都港区)は6日、スキマバイトサービス「タイミー」を提供する上での不正利用防止に向けた新たな取り組みについて発表した。
不正な事業者への対応として、新たに24時間365日、求人原稿を掲載前に全件チェックする体制を構築。具体的には、新しく作成された求人原稿テンプレートや、内容が変更された求人原稿テンプレートを用いた求人募集について、その公開前に、目視と機械的な仕組みを組み合わせた全件事前確認を行う体制となっている。万が一、不適切な可能性がある求人が掲載された場合に備え、働き手からカスタマーサポートに対しすぐに報告できる通報機能も搭載した。
また、働き手の保護の観点から、緊急連絡先として渡される個人の電話番号は、勤務直前まで開示されない仕組みを新しく構築。これにより、個人情報取得を目的にした不正事業者の利用を防ぐ。事業者と働き手の間のメッセージ機能の中にも通報機能を設置。不正事業者から必要以上の情報の提供を求められた場合は、すぐにカスタマーサポートに報告することでメッセージ機能以外の連絡手段への誘導を阻止する。
同社は捜査機関とも日頃から密な連携を行い、不正利用を未然に防ぐ体制構築のための協議を継続しており、昨今の事案を受けて不正利用対策の内容協議も進めているという。また、不適切な可能性がある求人を検知した場合、速やかに捜査機関へ通報し、公的機関へ情報連携する体制も整えている。
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