ロジスティクスアームレスリングの元日本王者でアクション俳優の大東賢がメガホンを握り、特撮ヒーロー作品のラスボス的存在の藤岡弘、堀田眞三が声優出演して話題の「~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ」の試写会&舞台挨拶が6日、東京都板橋区のイオンシネマ板橋で開かれた。
作品の舞台は西暦2050年の日本。総人口が100億人を突破した人類は食料や水資源、エネルギーの供給を維持するため月面へと進出。そんな宇宙事業が軌道に乗り、人類が新たな歴史を刻んでいた頃、ゴッハイ(誤配)を名乗る闇の武装勢力からの攻撃が始まる。大東寺トランスポートのアルバイト配送員美剣疾風は社長命令で、安物のパワードスーツを身にまとい、ゴッハイや地球侵略を目論む宇宙人との戦いに挑む。
劇中で描かれる誤配やパワハラ、ドライバーの高齢化や人手不足など、主人公の美剣が経験し、見聞きする受難の数々は、アクション俳優をしながら運送業のアルバイトで生計を立てていた監督の実体験を随所に盛り込んだもの。リアルに描かれた配送員の悲哀や奮闘ぶりは必見だ。安物のパワードスーツが与えられ、戦いを無理強いされる美剣の姿は、低賃金かつ長時間労働にあえぐ労働環境を想起させさえする映像が展開される。
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