国内ナビゲーションサイト・アプリの運営を手掛けるナビタイムジャパン(東京都港区)は10日、同社のトラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ by NAVITIME」に、物流施設や工場など大型施設のトラック向け出入口を考慮したルート案内ができる機能を追加したと発表した。
トラックカーナビは、車両の車高や車幅、車長、道路の大型車規制などを考慮したルート検索ができる日本発のトラックドライバー向けカーナビアプリ。高精度な到着予想時刻の表示に加え、複数の訪問先の最適訪問順の自動計算、大型車が駐車可能な施設検索などもできる。
しかし、工場や物流施設などの大型施設では、車の出入口が普通車とトラックで別になっているケースがあり、大型車が誤って普通車用の入り口に向かった場合、Uターンできる場所が限られているなど、業務の遅延につながったり安全運行に支障が出たりすることがある。このため、トラックカーナビユーザーの走行ログを分析し、全国約2000施設のトラック向け出入口情報を独自に整備し、ルート案内できるようにした。
機能の追加による新たな設定は不要で、対象の物流施設や工場などを目的地としてルート検索をすると、自動的にトラック向け出入口を案内する。トラックが入庫可能な出入口が複数ある場合には、任意の入口を選択することもできる。
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