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JILS、ロジスティクス研究会11月会合報告

2024年12月12日 (木)

ロジスティクス日本ロジスティクスシステム協会(JILS、東京都港区)は12日、ロジスティクス研究会の第7回会合を11月15日、16日の2日間にわたって実施したと発表した。

集中討議テーマを「デジタル技術を活用してどんなシステムをつくりたいか?」と設定し、8月会合にて学んだ「ワークデザインによる物流システムデザイン」をもとに、アイデアをグループに分かれて検討。

各グループで検討された内容は、農産物サプライチェーン全体の最適化のために「仮想市場」を構築することで、取引や物流における非効率さの解消のみならず、生産者の収入増や消費者への提供価格の低減に繋げるといった案や、自動車部品をモデルケースとして、自動車本体や部品の稼働状況をデータとして蓄積させ、これを倉庫内オペレーションの最適化や、顧客サービスの向上に繋げる案など。

また、中継輸送におけるドライバー交代待ち時間解消のための最適化システムの構築。車両の運行状況や天候、ドライバーの健康状態を加味したリアルタイムでの計画変更が可能な仕組みを構築することで、トラブルによる相手方のトラックの到着遅れに対応し労働環境の改善に繋げる。

ドライバーのスキルや輸送条件(振動や温度など)の実績、運送会社のブランドを加味して輸配送の付加価値を向上させることで働き手における意欲や品質、賃金の向上に繋げるといった案について話し合われた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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