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岩谷産業、沖縄県で太陽光発電所が稼働

2013年7月22日 (月)

荷主岩谷産業は19日、沖縄県内でLPガス、ガス機器などの販売を手掛ける子会社・マルヰ産業が遊休地の有効活用として、沖縄県今帰仁村に大型の太陽光発電システムによる発電所「北部発電所」を完成させ、稼働を開始したと発表した。

北部発電所は、同社が運営していたガソリンスタンド「北山SS」と、LPガスの供給拠点「北部LPGデポセンター」を解体した跡地を利用して建設したもので、4264平方メートルの敷地にシャープ製の太陽光パネルを1204枚設置しており、発電能力は286.7キロワット、年間で31万8000キロワット時の発電量を見込む。

同社は、沖縄県で50年にわたりLPガスの供給を行っており、これまで販売を手掛けてきたLPガスと、家庭用の太陽光発電システムの併用がマッチすると考え、これまでに累計94基、588キロワットの販売実績をあげている。北部発電所のほか、同社の中部支店(沖縄市)と糸満事業所(糸満市)の事務所屋根にも太陽光パネルを設置した。

マルヰ産業は、岩谷産業が51.97%を出資する連結子会社で、沖縄県に本社を含め6か所の営業拠点とLPガス工場を3か所保有している。