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レンゴー、福島県の子会社が段ボール原紙設備を更新

2013年7月22日 (月)

拠点・施設レンゴーは22日、福島県南相馬市に本社をおく子会社・丸三製紙が段ボール原紙(ライナ)生産設備の更新工事に着手した、と発表した。

丸三製紙は、レンゴーグループの東北地方の段ボール原紙生産拠点として、ライナ用6号抄紙機、中しん原紙用7号抄紙機の2台の抄紙機で、月産2万トンの段ボール原紙を生産している。

しかし、6号抄紙機は1973年の設置後40年が経過して老朽化が進み、一昨年3月の東日本大震災でも被害を被り、、環境面から最近ニーズの高まっている段ボール原紙の薄物化への対応が困難な状況となっていた。

こうした状況を踏まえ、市場ニーズに対応するため、6号抄紙機を更新することにしたもので、今月19日に地鎮祭を実施。2015年1月から運転を開始する計画。

丸三製紙は震災後から3か月余り操業停止を余儀なくされたが、現在は従来通りの操業を行っている。