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日立、中国・成都で昇降機生産拠点が本格稼働

2013年7月23日 (火)

荷主日立製作所は23日、中国の昇降機の製造・販売・サービス子会社「日立電梯中国」が設立した日立電梯成都を通じ、同国西部で初の昇降機生産拠点が本格稼働を開始した、と発表した。

新工場は四川省成都市に建設。生産能力は2013年度が8000台で、15年度には1万1000台まで拡大する計画。これにより、需要拡大が見込まれる西部地域で、顧客ニーズに的確に対応した生産体制を確立し、受注拡大を図る。

成都工場の本格稼動により、日立電梯中国は広州市、天津市、上海市、成都市の4都市で昇降機の完成品生産を行う体制を整えた。今後、これらの生産拠点の連動強化と能力増強を推進することで、さらなる拡大が予想される中国市場で、効率的な製品供給につなげる。

これにより、中国全体の生産能力を13年度の7万台から15年度には10万台に増強していく。日立では「生産ネットワークの拡充に加えて、研究開発・営業・製造・施工・アフターサービスのサプライチェーン全体の最適化を推進し、顧客ニーズに合した製品とサービスを提供していくことで、中国での昇降機事業のさらなる拡大を図る」としている。