FIATA、3月にジュネーブで国際会議開催

イベント国際物流の主要団体であるFIATA（国際貨物輸送業者協会連合会）は、6日、2025年3月17日から20日まで、スイス・ジュネーブにおいて「2025 FIATA HQ Meeting」を開催する。この会議は「Interconnecting Logistics」をテーマに、世界中の物流専門家や貨物輸送業者、サプライチェーンのエキスパートが一堂に会する。

FIATAは、今回の会議で多様なプレナリーセッションとワークショップを展開し、業界の最新トレンドを議論する予定だ。主な議題には、マルチモーダル輸送の課題、サイバーセキュリティ対策、地域貿易協定の活用、デジタルトランスフォーメーションに向けた実務的な知識共有などが含まれる。また、WCO（世界税関機構）と連携し、AEO（認定事業者制度）プログラムに関するシンセン行動計画の実施方法についても議論する。

FIATAは、国際的な輸送回廊の最適化に向けた取り組みについて、国際交通フォーラムや国連アジア太平洋経済社会委員会（UN ESCAP）とも連携する。さらに、eFBL（電子貨物運送証券）の導入に関する実務的な指導も行われる予定だ。サイバーセキュリティの分野では、世界経済フォーラム（WEF）と協力し、貨物輸送業者が直面するリスクへの対応策を共有する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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