ECECデータ分析サービスのNint(東京都新宿区)は7日、Google Cloudの「Analytics Hub」上で初となる電子商取引(EC)市場データの提供を始めたと発表した。業界全体のデータ活用を促進し、データドリブンな経営支援を強化するとしている。
同社は楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングの公開データを独自のアルゴリズムで加工した高精度な市場データを提供している。新たにAnalytics Hubと連携して、EC市場データを提供することになった。
同社がAnalytics Hubで提供するのは、2024年3月の楽天市場におけるキッチン家電、スキンケア、ビール・発泡酒のカテゴリ別売上や価格帯動向など、トレンドを示すデータ。こうしたデータを企業が自社のデータと統合し、分析することで、競争優位性の強化を図れるほか、新商品の企画や市場参入の戦略策定、在庫管理や広告施策などに役立つ。
BigQueryを活用した分析を行うシステムベンダーや、データを基に業務改善提案を行う小売業特化型コンサルティング企業、小売企業のデータ分析部門などでの活用が期待できるとしている。
同社は「最新の市場データを迅速に取得することで、タイムリーな意思決定が可能になる」としている。
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