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英カリーズ、ドライバー指導システムで燃油費削減

2025年1月9日 (木)

(出所:Currys)

調査・データイギリスの家電量販店Currys(カリーズ)は7日、車両管理ソリューションを提供するLightfoot(ライトフット、イギリス)のドライバーコーチングテクノロジーとリワードプラットフォームの導入により年間の燃料費を40万ポンド(7800万円)以上削減したと発表した。

ライトフットの技術は、負荷や道路の勾配などのさまざまな要素を測定する高度なリアルタイムのエンジン分析を使用し、運転者の効率と安全性の向上を支援する車内指導を提供するもの。リアルタイムのコーチングや音声による運転終了時のスコア、スコアをドライバーリーグで競い合いリワードを獲得することなどを通じて、ドライバーがより安全で効率的に運転できるよう支援する。

カリーズは2016年からライトフットの技術を導入し、ドライバーの急加速、コーナリング、ブレーキの発生が減少。これにより1ガロンあたりの走行距離が10.8%増加し、車両のアイドリングは5%減少した。その結果、燃料費が年間41万6000ポンド削減。これは車両1台あたり620ポンド(12万円)の削減に相当する。さらに危険な運転による事故が98%減少、二酸化炭素排出量は11%減少したという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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