ロジスティクスispace(アイスペース)は9日、ミッション2「SMBCxHAKUTO-R VENTURE MOON」の打ち上げ日を1月15日15時11分(日本時間)に確定したと発表した。
打ち上げは米国フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地39A射点で行われ、天候などにより変更の可能性がある。同社はこの発表に合わせ、シチズンTICが製作したカウントダウンクロック「CDV-100」も初公開した。この装置は打ち上げまでの時間を表示し、その後着陸までの時間をカウントする仕組みとなっている。
ミッション2では、RESILIENCEランダーに6つのペイロードを搭載し、輸送を行う。搭載物には、月面用水電解装置、月面環境での食料生産実験モジュール、深宇宙放射線プローブ、宇宙世紀憲章プレート、TENACIOUSローバー)、ムーンハウスなどが含まれる。
これらは月面輸送サービスの技術力を証明するとともに、新たな月面ビジネスの基盤を築く狙いがある。同社はミッション2で得られたデータを後続のミッション3(26年予定)や6(27年予定)に反映し、さらに高度な輸送サービスを展開する。
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