調査・データ鹿島は10日、羽田空港近隣の大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」で、道路横断時のロボットの自動制御に成功したと発表した。

▲HICity内の道路に構築されたデジタルツイン(出所:鹿島)
今回の実証実験は、デジタルツイン技術を活用し、車や人との衝突を未然に防ぐ国内初の試みとなる。同技術では、建物内に設置されたLiDARが周辺の車両や人の動きをリアルタイムで検知し、その情報を基にデジタルツインを生成。さらに、鹿島のロボット統合管制システムと連携し、ロボットに必要な空間情報を抽出することで、安全かつ効率的な道路横断を実現した。
従来のセンサーやカメラでは検知できなかった死角から接近する車や人を特定し、ロボットを停止させることで衝突を回避する。この取り組みにより、複数台のロボットを連携制御する新たな物流モデルの実現に一歩近づいた。
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