ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎重工業、無人ヘリでの物資輸送実証に成功

2025年1月14日 (火)

▲「K-RACER」で輸送した物資を確認する陸上自衛隊の隊員(出所:川崎重工業)

調査・データ川崎重工業は14日、無人ヘリコプター「K-RACER」を用いた無人物資輸送の実証を、陸上自衛隊中部方面隊が実施した防災訓練「南海レスキュー2024」で行い成功したと発表した。この訓練は、南海トラフ巨大地震を想定し、災害対処能力向上を目的として三重県志摩市で実施された。

川崎重工は、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)と連携し、災害によって孤立した地域への支援物資輸送を想定した実証に参加。無人ヘリコプターを用いて、物資の荷揚げから荷降ろしまでの一連のプロセスを人の手を介さずに実施する「無人物資輸送」に成功した。

「K-RACER」は、平時には山間部の公共インフラ維持や物資輸送に活用でき、災害時には迅速に被災地に移動し、孤立地域への救援物資輸送や復旧工事の支援活動に活用することを目指している。基本仕様は、最大搭載量200キロ、最大速度140キロ毎時、航続距離100キロ以上など。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com