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米包装資材、国内生産で地政学リスク抑制

2026年5月19日 (火)

ロジスティクス堆肥化可能な外食向け包装資材などを製造する米ナント・バイオ・リニューアブルズは18日、アラバマ州ガズデンの包装資材製造施設がフル稼働を続けていると発表した。アジアの包装資材メーカーで供給遅延が広がり、ホルムズ海峡を通る重要航路への制約も続くなか、米国内生産によって安定した生産能力とリードタイムを提供できると説明している。

同社は、外食向け使い捨て容器「Wave Ware」シリーズを製造している。素材は、海洋由来カルシウムサンドを使った堆肥化可能なバイオプラスチック、セルロースアセテート、リサイクル可能なポリプロピレン(PP)など複数に対応する。すべて米国内で生産しており、顧客は地政学リスクや海外輸送遅延、輸入条件の変動の影響を抑えやすいとしている。

ガズデン工場では、材料開発、樹脂配合、コンパウンド、熱成形までを一拠点で行う。垂直統合型の生産体制により、生産の柔軟性、対応速度、品質管理を高める狙いがある。海外生産モデルに比べ、最小発注数量を抑えやすく、サプライチェーンの可視性も確保しやすいとしている。

包装資材分野では、中東情勢や海上輸送の混乱が、納期や調達安定性に影響を及ぼしている。食品・外食向け容器は、代替調達が遅れると店舗運営や販売計画にも波及するため、調達先の地域分散や国内生産の活用が課題となる。

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